独禁法講義〔第6版〕
2012年春に刊行予定です。
2011年末までの情報を盛り込んでいます。
第6版での主な変更事項
- 第5版の「第3章 行為類型ごとの行為要件と弊害要件」を解体して日本の違反類型のなかに埋め込みます。
独禁法の基本を学ぶには第5版のようにまずは日本の条文を棚上げして全体を見終わるほうが優れているのではないかと今でも考えています。しかし、日本の違反類型を学ぶ必要のある日本の大学の授業では参照箇所があちこちに点在する結果ともなるため、本書では上記のような構成とします。
具体的には、下記の目次(予定)に書き込みました。
- 独禁法違反の要件である他者排除の効果のことを、「排除効果」と呼ぶことにします。「他者排除重視説」は「排除効果重視説」と呼ぶことになります。
- 「競争停止行為」に対応する言葉としては「他者排除行為」という言葉を引き続き使います。
- 減免制度に関する記述を、不当な取引制限の箇所に移します。
目次(2012-01-22現在の予定)
既にページが確定しています。【 】内は開始ページ番号です。
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<ローマ数字1 違反要件総論>
- 第1章 違反要件序論【15】
- 旧第3章を解体する代わりに、新第2章〜第10章を俯瞰する記述を置く。
- 第2章 弊害要件総論【23】
- 第3章 その他の総論的諸問題【60】
- 第4章 不正手段【66】
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<ローマ数字2 日本法の条文に即した違反要件論>
- 第5章 日本法の違反類型をめぐる総説【71】
- 第6章 不当な取引制限【77】
- 水平的共同行為による競争停止に関する記述を旧第3章から移設。
- 減免制度もここに移動。
- 第7章 私的独占【119】
- 支配型私的独占の節に、垂直的共同行為による競争停止に関する記述を旧第3章から移設。
- 排除型私的独占の節に、他者排除行為に関する記述を旧第3章から移設。排除型私的独占だけで計34ページの分量となる。
- 第8章 不公正な取引方法【160】
- 優越的地位濫用の節に、旧第3章の搾取行為に関する記述を移設。
- 第9章 事業者団体規制【200】
- 第10章 企業結合規制【203】
- 旧第3章の企業結合行為に関する記述もこの章に移設し、因果関係に関する記述を拡充。
- 「事前相談廃止」の新たな企業結合審査手続を解説。
- 第11章 例外的な規制【220】
- 第12章 適用除外【221】
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<ローマ数字3 日本法におけるエンフォースメント>
- 第13章 公取委による事件処理【227】
- 第14章 刑罰【252】
- 第15章 民事訴訟【256】
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- 第16章 総合問題【264】
- 「第1節 企業グループと独禁法」と「第2節 国際事件と独禁法」によって構成。
- 終章 【277】
- 「不公正な取引方法新旧対照条文」も引き続き掲載。
勘所2版のページ
体系書2版のページ
講義旧版(5版)のページ